世界の政治都市 3

これからの東京は、わたしは、政治的な欲望と経済的な欲望がどうなっていくかということが、大テーマだと思います。


一つは経済的な欲望が政治的な欲望にとって代わる。


つまり政治というものが持っている役割があるのですが、それを経済というものが取って代われるのかどうかということが大きいと思います。


都市ということで考えたときに一番関心があるのはそれなんです。


つまり、やはり東京がポイントだと思いますが、東京が政治的な都市として、今まで考えてきたような政治的欲望を発揮し続けるのかどうか・・・


それをやめてしまって、サッカー スパイク販売をし続けるなど経済的な器としてのみどんどん生きていくのかと。


経済的な器としてどんどん生きていくということであれば、これはたとえば、政治の敗北であり、渋沢さんの100年前の夢の実現です。


それは、まだ見通しはつかないし、つけられるようなことでもないんです。


ただ、もしオフィスビル地帯がある記念性を持ってくるという事態が起きたときに、日本の経済が、都市のレベルでは政治も飲み込んだ状態だと思います。


・・・都市というのは、統合のための何かむだな部分が必要なのです。