世界の政治都市 2

見た目で言うと、政治的な場所というのは広々として、とくに人の通らないような道がドーンと走っているというのをやりたがるものです。


サッカー ユニフォーム販売業など経済の方はそうではなくて、ピーッと建てて、とても密度の高いものをつくって、中を合理的に使いたいという形、そういう2つの欲望があるわけです。


東京では、どちらの欲望を重視するということでなくて結局、政治的な都市であり、経済的な都市であるという2つの形で、現在までずうっとやってきたというのが実際のところではないかと考えています。


例えば、東京駅の保存の問題が現在起きています。


経済的には壊すのが一番楽でいいのですが、なかなか壊すという結論が出せないでいるのは、そのことに遠因があると思われます。


皇居と東京駅があって、両者を結ぶ五十間道路があります。


行幸道路とも言いますが、実は東京駅というのはつくられたときは天皇のための駅で、国民の駅じゃなかったわけです東京駅を壊したらその問題をどうするかというのが、引っかかっちゃうんですね。


・・・どこかに政治の都であるということが常に引っかかってきているわけです。