テネシー州スプリングヒルにあるゼネラル・モーターズのサターン新工場もまた労働者取り込み技法を使う予定です。
1985年に会社とUAWによって承認された契約の一部として、労働者は仕事のチームに入ってくる人の雇用も含めて車の生産に影響を与えるほとんどの事柄に発言権をもっています。
UAW役員はすべての計画・操業委員会に顔を出すことになるでしょう。
サターン工場の6000人の生産労働者は職長も時計もなしに働くことになります。
彼らの報酬の80パーセントは給与で残りはボーナスです。
その代わり、UAWは労働者をさまざまな仕事に就かせるという前例のない自由度を経営者に与えるという、労働ルール規制の大幅な緩和に同意しました。
UAW・サターン協定で打ち立てられた柔軟性と協力は数年前には考えられもしなかったでしょう。
多くの非組合工場は、さらに平等で参加の進んだ経営形態をとっています。
テネシー州スマーナの日産の小型トラック工場では、全従業員が同じ駐車場を使い、同じ食堂で食べ、同じレクリエーション施設や便益を利用しています。
会社がニ交替制の採用を決定したとき、労働者はどの時問帯が一番良いか尋ねられました。
大多数の人は午後9時30分に就業しようと決めたので、家族と夕食を共にできるし、朝食の時にも家にいることができました。
会社は皆の決定に応じたのです。