シドニーでの流刑に反対する大衆集会では、以下の宣言がなされました。
「流刑を復活すれば、ニューサウスウェールズに住む人々の感情を逆なですることになるばかりではない。
流刑は、移住の地としての植民地の魅力を台無しにしてしまう傾向があるため、結局は植民地の人々が歓迎する労働力の供給そのものを、大幅に減少させてしまうであろう。
一方大英帝国はこれまで失業人口を養い、犯罪を検挙し、収監し、裁判にかけて流刑に処するために無駄に費してきた莫大な財源を、国家的規模で植民地化を計るという壮大な計画のため、有効に利用することができる。
植民地政策により、これまでは流刑に頼って減少させてきた貧困や犯罪を、はるかに効率的に減少させることになろう。
なぜならば、植民地の資源開発に必要な労働力を送り込めば、その見返りとして、大英帝国は国力を増強し、商業も繁栄し、悪の根源を大きな恵みの種へと変えることができるからである」。