19世紀には、教育に対して熱意を抱くことが人格者としての要件であったとするなら、謹厳であることもまた1つの要件でした。
19世紀の英国では、酔っ払いの数が、1つの社会問題にまでなっていました。
1850年までには、人口1人あたりが、年間約3ポンド(6ドル)近くもの金を酒のために費しました。
この額は、平均的労働者の年間家賃を上回る額です。
酒の消費が増大したため、社会の安定性に不安を投げかけ、またこれが、犯罪の主要原因となっていると考えられました。
1830年代には労働者を酒から遠ざける試みがなされました。
シドニーでは、1837年までに禁酒紅合が結成され、8年後には3、000人の人々が、酒を断つことを誓いました。