日本でも岐阜県から、およそ二億年前の化石が見つかっている。
しかし、哺乳類の時代、新生代になると、だんだんと衰えて、現在では深海に約二〇種が生存しているにすぎない。
中生代から新生代にかけて魚やカニ、新しいタイプの貝類が勢力をのばし、原始的な形のオキナエビス類は、それらとの生存競争に負けて、深海で細々と生き長らえるようになったと考える研究者もいる。
現在、相模湾はオキナエビスの生息する場所として世界的に知られている。
生きている化石は大昔の姿を今も残している生きものである。
そして、生きている化石を研究することによって、大昔の生きものがどのように生活していたかを知ることができる。
つまり、生きている化石は進化の謎を解くカギであり、わたしたちの貴重な財産なのである。